小夏は、とても便利なものを持っている。
その名は「半・自動足洗機」。
1年を通して、天気の良いときは活躍できるので
非常に便利なものだ。
特に、足先を触られるのが苦手なクセに、
泥水の中をバシャバシャ歩いたり、
爪の中に土を思いっきり入れて遊ぶので
お母さんとしては、非常にありがたい。
今日はとても良い天気だったので、お友達とドッグランへ。
メンバーはいつもの、ロア、ルーク、ランの3ワンだ。
今日はおばこのお稽古があったため、
小夏はお稽古の終わりを待って出発。
3ワンより遅れて到着。
いつもは一緒に出発するので車の中でも「ワクワク♪」の気持ちで
居られるが、今日は何が何だかわからないで車に乗ったせいか、
よだれの滝がいつもよりすごいことになっていた。
クレートの床がビショビショになってますけど。。
何はともあれ、大型犬エリアへ。
すでに一通り走り回ったあとのルークと、まだついたばかりで
気持ちの抑えきれない小夏。
「ルーークーー、遊んであげるわー」
もうルークはちょっとお休みタイムみたいだけど。
遊んであげるって。。お姉さんぶってる。。
途中、3ワンのお母さんが自販機に向かう為、エリアから一旦出た。
3ワンが全員不安気。。
しかし、3ワンのチームはお父さんとお母さんと二人で来ているので
エリア内にお父さんがちゃんといる。
どこの家も、お母さんが居ないという状況は苦手らしいw
一番奥がラン。
中央の顔が見えないロア。常にボールを口いっぱいに咥えている。
手前がルーク。もう不安でたまらない。
ルークは、なんとこの柵を越えようとした。
それができないと、このネットを頭でグイグイおして
破り出ようとしていた。
末恐ろしいヤツだ。まだ8か月だというのに30キロを超えている。
こんな不安そうなお友達の3ワンを後ろから見ている小夏。
「みんなダメねー。お母さんは待っててねって言ったじゃない」
小夏よ。
それは他所のお母さんだからおりこうに待ってられるけど
小夏のお母さんが出て行ったら大変なことになるだろうよ。。。
一番狂ったように大騒ぎする癖に。。
常に洋服がめくれている。なんでだろうw
散々遊んで、いざお家へ。
本来であれば、ドッグランにはちゃんと足を洗うコーナーがあるので
そこで洗って帰りたい。
しかし、小夏はどうせちゃんと洗わせてくれない。
さらに、車に乗るまでに、また洗った足に泥が付く。
なので、小夏は家に帰ってから足を洗うことにしている。
さぁ、ここで半・自動足洗機の登場だ。
じゃーーーーんっ!!!!
コレだ。
ここに数センチ水を張る。
小夏は水たまりを見ると、フラフラと誘われて入ってしまう。
コッソリお水をペロペロ飲みながら、前足を入れ、
しばらく考える。
「また、お母さんの罠にハマっているのではなかろうか。。。」
しかし、この水の誘惑に耐えられなくなる。
泥水の水たまりで同じことをやると、お母さんからストップが入る。
本当はペロペロ水を飲みながら、バシャバシャと入りたいのに。。
でも、今ならストップなしに行けるのだ。
なんてすばらしい。
そして、毎回罠にかかる。にやり。(お母さん)
小夏 「く、くやしい。。。足がかってに。。。」
ふはははは!! かかったな!
小夏「くぅぅーーっ。無念。。。でも。。。ひゃっほぉぉぉおーっい!!!」
えらく楽しそうになってしまう。
こうなったら、もう。。。
一旦出て、ひとりで水おけにプレイバウしながら
また飛び込み、足でバシャバシャしてしまう。
途中、小さな抵抗なのか、濡れた状態でお母さんに飛びつく。
これくらいは許してやろう。
足洗機の本当に重要な機能はこの後だ。
周りの芝は、人工芝。
この芝にプレイバウしたり、前足で地面をカリカリかいたり、
グリップを聞かせて飛び跳ねたりすることで、
なんと肉球の汚れがきれいにおちるのだ。
あー。なんてすばらしい。
一通りのアクションが終了した後。
「あたしったら。。。また、罠に。。。。」
残念なカンジだw
体も精神的にも389ポイント(意味はない)のダメージを受けた小夏。
この後は非常におとなしく、足を拭き、体を拭き、
ブラシをかけ、クッキーをちょびっともらい、
グッタリしたまま家に入り、倒れこんで寝てしまった。
「今度は絶対に罠に引っかからないんだからーーーっ!」
と夢の中で言っているんだろう。
しかし、小夏!
お母さんだってマケナイゾ!
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その名は「半・自動足洗機」。
1年を通して、天気の良いときは活躍できるので
非常に便利なものだ。
特に、足先を触られるのが苦手なクセに、
泥水の中をバシャバシャ歩いたり、
爪の中に土を思いっきり入れて遊ぶので
お母さんとしては、非常にありがたい。
今日はとても良い天気だったので、お友達とドッグランへ。
メンバーはいつもの、ロア、ルーク、ランの3ワンだ。
今日はおばこのお稽古があったため、
小夏はお稽古の終わりを待って出発。
3ワンより遅れて到着。
いつもは一緒に出発するので車の中でも「ワクワク♪」の気持ちで
居られるが、今日は何が何だかわからないで車に乗ったせいか、
よだれの滝がいつもよりすごいことになっていた。
クレートの床がビショビショになってますけど。。
何はともあれ、大型犬エリアへ。
すでに一通り走り回ったあとのルークと、まだついたばかりで
気持ちの抑えきれない小夏。
「ルーークーー、遊んであげるわー」
もうルークはちょっとお休みタイムみたいだけど。
遊んであげるって。。お姉さんぶってる。。
途中、3ワンのお母さんが自販機に向かう為、エリアから一旦出た。
3ワンが全員不安気。。
しかし、3ワンのチームはお父さんとお母さんと二人で来ているので
エリア内にお父さんがちゃんといる。
どこの家も、お母さんが居ないという状況は苦手らしいw
一番奥がラン。
中央の顔が見えないロア。常にボールを口いっぱいに咥えている。
手前がルーク。もう不安でたまらない。
ルークは、なんとこの柵を越えようとした。
それができないと、このネットを頭でグイグイおして
破り出ようとしていた。
末恐ろしいヤツだ。まだ8か月だというのに30キロを超えている。
こんな不安そうなお友達の3ワンを後ろから見ている小夏。
「みんなダメねー。お母さんは待っててねって言ったじゃない」
小夏よ。
それは他所のお母さんだからおりこうに待ってられるけど
小夏のお母さんが出て行ったら大変なことになるだろうよ。。。
一番狂ったように大騒ぎする癖に。。
常に洋服がめくれている。なんでだろうw
散々遊んで、いざお家へ。
本来であれば、ドッグランにはちゃんと足を洗うコーナーがあるので
そこで洗って帰りたい。
しかし、小夏はどうせちゃんと洗わせてくれない。
さらに、車に乗るまでに、また洗った足に泥が付く。
なので、小夏は家に帰ってから足を洗うことにしている。
さぁ、ここで半・自動足洗機の登場だ。
じゃーーーーんっ!!!!
コレだ。
ここに数センチ水を張る。
小夏は水たまりを見ると、フラフラと誘われて入ってしまう。
コッソリお水をペロペロ飲みながら、前足を入れ、
しばらく考える。
「また、お母さんの罠にハマっているのではなかろうか。。。」
しかし、この水の誘惑に耐えられなくなる。
泥水の水たまりで同じことをやると、お母さんからストップが入る。
本当はペロペロ水を飲みながら、バシャバシャと入りたいのに。。
でも、今ならストップなしに行けるのだ。
なんてすばらしい。
そして、毎回罠にかかる。にやり。(お母さん)
小夏 「く、くやしい。。。足がかってに。。。」
ふはははは!! かかったな!
小夏「くぅぅーーっ。無念。。。でも。。。ひゃっほぉぉぉおーっい!!!」
えらく楽しそうになってしまう。
こうなったら、もう。。。
一旦出て、ひとりで水おけにプレイバウしながら
また飛び込み、足でバシャバシャしてしまう。
途中、小さな抵抗なのか、濡れた状態でお母さんに飛びつく。
これくらいは許してやろう。
足洗機の本当に重要な機能はこの後だ。
周りの芝は、人工芝。
この芝にプレイバウしたり、前足で地面をカリカリかいたり、
グリップを聞かせて飛び跳ねたりすることで、
なんと肉球の汚れがきれいにおちるのだ。
あー。なんてすばらしい。
一通りのアクションが終了した後。
「あたしったら。。。また、罠に。。。。」
残念なカンジだw
体も精神的にも389ポイント(意味はない)のダメージを受けた小夏。
この後は非常におとなしく、足を拭き、体を拭き、
ブラシをかけ、クッキーをちょびっともらい、
グッタリしたまま家に入り、倒れこんで寝てしまった。
「今度は絶対に罠に引っかからないんだからーーーっ!」
と夢の中で言っているんだろう。
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